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結婚記念日の水玉カルピスムース

カルピス
エイプリルフールが結婚記念日という、
怪しげな夫婦の私たち。
でも紛れもない真実です(笑)

しかし結婚9年目となるとすっかり頭に無かったのも事実で、
長女に言われて気づいた次第であります。



そんなこんなで、この日のために作った特別なケーキ。

な~んちゃって。
実は以前から作りたかったケーキを
暇を見つけながら仕込んだのが
たまたま記念日とぶつかっただけ^^;

まあ、夫には内緒ですけど。



カルピス2
参考にしたのは、おうちでつくれるかわいいお菓子より
「水玉のカルピスムース」というキュートな冷菓です。

レシピでは長方形のセルクル&ブルーベリーソースの水玉でしたが、
ちょうどよい大きさの長方形の型がなかったので
私は敢えて丸型セルクルで。

ブルーベリーの代わりに、
ストックしていた冷凍カシスを使いました。

カルピスで甘みをつけたムースを
一部取り分けてカシスピューレで色づけし、
パットに水玉模様に絞ります。
それを5分冷凍庫に入れ、ムースの半量を流し・・



カルピス3
予めひとまわり小さい型にカシスゼリーを流し
冷凍しておいたものを配置します。
それから残りのムースを全部流し、
最後にジェノワーズで蓋をします。

で、冷蔵庫で冷やし固めること3時間。


カルピス4
慎重にセルクルから生地を外すと、
こんな感じに水玉模様が現れます。

淡いピンクで、思いどおりに出来たかな♪



カルピス5
断面は結構ボリューミー。

メレンゲをふんだんに混ぜ込んだムースなので、
ふんわりしっとり。白はんぺんみたい(笑)

ゼリーも透明感のあるカシス色で、とても綺麗です。
ジェノワーズとの割合もよかったかな。


カルピス6
夕食後のデザートに、家族揃っていただきました。

幼い頃から慣れ親しんだカルピスの優しい甘さとコク。
それが十分に活かされたムースと
酸味の効いたオトナ味のカシスゼリー。
そして口溶けのよいジェノワーズ。

私好みの爽やかであっさりタイプのケーキになりました。
いろいろと応用が利きそうなので、
また内容を変えてチャレンジしてみようっと♪


***

結婚記念日に想うこと。

結婚生活も10年目に突入です。

カルピスムースのお皿を洗いながら、
9年前の4月1日のことをぼんやり思い起こしていました。



大学卒業後に勤めた会社で丸5年間お世話になり、
3月31日付で退職。
翌日、入籍しました。

既におなかの中には7ヶ月になる子供がいて、
順番が逆になってしまった私たちにとって、
いろんな意味で風当たりが強く
全てが順風満帆という訳ではありませんでした。

まあ、自業自得なのですがね^^;




当時綴っていた‘マタニティ日記’なるものを
先日久々に読み返してみました。

「今日も会社で泣いてしまった」とか
「精神的に不安定で、ふとした瞬間に涙が溢れる」とか、
こんなんで母親になれるのか?
と突っ込んでしまいたくなる文章ばかり。
さぞかし胎教に良くなかったことでしょう。



でも3ヵ月後、長女は元気に誕生してくれました。
それから約2年後に次女も生まれ、
紆余曲折ありながらも現在までなんとかやってきました。

色々あったけど、家族の絆は深まった・・のかな。

それは揺るぎない愛情で支えてくれた夫の存在、
そして夫婦の協力あってこその結果だと思います。




しかしひとつ問題が解決しても、
すぐに次の壁に直面してしまうもので・・・
今も心配事や悩みは尽きません。

所詮夫婦ってものは
なんの血のつながりも無い赤の他人なんだし、
育ってきた環境も、価値観も、考え方も違う。
それゆえ苛立つことや、疑問に思うことだって当然ある。
毎日顔を合わす相手なんだもの、尚更ですよね。



そうはいっても、
この人しかいない!!
と思って一緒になった人。

9年前に夫の苗字になった幸せを噛み締めていた
あのときの私を思い出して。

初心に、原点に帰る、のとはちょっと違うけれど、
今までずっと信じてきた夫のことを
これからも信じてついていこう。

困難は夫婦一丸となって乗り越えていかなくてはならない。
それぞれ別々に頑張ったって意味が無い。
私たちには守るべきかけがえのないものがあるんだもの。



・・そんなことを考えた、結婚記念日の夜でした。
曖昧な表現の呟きでゴメンナサイ(><)








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